2016年終わり、新たにブログ、Cruxを立ち上げるに至った。来年から何か新しいことを始めたいという気持ちもあったし、別で運営している専門分野に特化したサイト以外で、もっと自由な内容で情報を発信する場が欲しかった、というのもある。再びWordpressのテーマを構築したかった、という心理も働いたかもしれない。
最初の投稿は、このCrux自体についてすこしだけ、当時の記憶を保存しておくために使うことにした。来訪してくれた方にとっては何のメリットもない記事になってしまうが、いつか、こんな記事にもアクセスしてくださる方が現れるくらいのサイトになることを願いつつ、筆を進めようと思う。
サイト名の由来
ぼくは子供のころから宇宙が好きだった。どこまで探求しても尽きることのない謎と、圧倒されるほどの神秘的な美しさを兼ね備えた空間が、小さな好奇心をくすぐってやまなかったからだ。それは大人になった今でも変わらない。
だから、何かに名前をつける機会が訪れると、決まって宇宙に由来するものにしている。今回も様々な候補を考えた末、Crux（日本名「南十字星」）とすることにした。短いとドメインがとりにくいのでいささかためらったのだが、”crux”という英単語が持つ意味に触れたとき心は決まった。
Crux: The most important point or feature.
「物事や問題の最も重要な点」という意味であり、しばしば解決の難しい問題に対して使われるようだ。多少かっこつけすぎ感もあるが、そこは背伸びをしつつ、サイトの名前として採用することにした。
ちなみに、当然4文字のドメインなど取れないので、2回重ねたcruxcrux.comとすることにした。
サイトデザインについて
作成当初、このサイトのアクセントとしてセリフ体を使いたいという気持ちがあった。そこで、以前から愛用していたCrimson Textというフォントをアクセントに使うことにした。Google Fontで公開されているフリーのフォントで、無料とは思えないほどの美しいフォルムをしている。
Crimson Textからインスピレーションをもらいつつ、カラーパレットを彩度の低い色で統一することで、落ち着いた「静かな美」のようなものを目指してみたのだが、いかがだろうか。手前味噌だが、個人的にはとても気に入っている。
サイトのテーマについて
冒頭にも述べたが、ぼくはほかにもうひとつ、専門分野に特化したサイトを運営している。このブログではあるひとつのジャンルにとらわれず、もっと広い分野で記事を書いていきたい。とっかかりとしてはウェブデザインやWordpressのことでも書いていこうかと思っているが、マーケティングや英語、ITなどなど徐々に枝葉を広げていくつもりだ。
2016年は個人的にあまりいい年ではなかった。外的要因が強かったとはいえ、人生における貴重な一年を、やすやすと無駄にしてはならない。Cruxの運用を通して、自分自身も成長し、変わり続けていきたいと思っているし、もちろんたくさんの方にサイトを訪れていただきたいという気持ちもある。ぼくのこれからの行動によって、このままの2016年で終わるのか、あるいは「Cruxを立ち上げた最高の年」として輝くのかが決まるということだ。
Cruxというサイトは、「人生」というちょっぴりクサい言葉をコンセプトに掲げている。そんな恥ずかしいことを割と本気で考えているという事実は、ここだけの秘密だ。